還暦ダイアリー

いつの間にか還暦に。されどまだ還暦、人生カウントダウン始まらず

日刊スポーツ『河野太郎デジタル相「カナ入力」愛用する理由 「ローマ字入力」9割もあなたはどっち派?』

デジタル相である河野大臣の発言としては、いささか意外でしたが、本人はカナ入力のほうが速くタイピングできるのでしょう。

自分は9割超の多数派でローマ字入力。まあ、当たり前ですが。むしろ、たまに何か押し間違えてカナ入力になってたりすると、めちゃくちゃイラつきます。

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少し昔語りになりますが、一番速い入力手段は『親指シフト』です。断言します。

かつて、NECのPC98パソコン全盛の頃、富士通ワープロOASYS』及び富士通のパソコン初代FMRシリーズを仕事でヘビーユースし、同FMRの拡張基板の開発まで担っていた生粋の富士通派であった自分は、親指シフトキーボードが手に馴染んでおりました。

 

スタンバイポジションは、左右の親指をそれぞれのシフトキーに乗せ、他の4本指は左が[う][し][て][け]、右が[と][き][い][ん]の上に這わせます。使うキーは最小数で、最小の指ストローク(移動)でかなり早く日本語が打てました。

キー入力に関してはそこそこブキっちょな自分でも、一番速い入力方式であったと断言できます。

親指シフト

親指シフトはその後、OASYSやFMR、FM-TOWNSなど親指シフトキーボードを搭載した機器が市場のメインストリームから姿を消した後も、NICOLA規格として細々延命されておりましたが、開発元の富士通は2021年に全ての販売を完全に終了しました。

まだ自作でやってる方々はいるみたいですが、既に化石となっています。

ちょっと寂しい。

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