還暦ダイアリー

いつの間にか還暦に。されどまだ還暦、人生カウントダウン始まらず

今日の買いもの【プレステ5のコントローラ】

プレステ5のコントローラがイカれてしまったので買いました。
これで追加2つ目。コール・オブ・デューティとフォートナイトで酷使しているので、特にスティックがイカれる。それでも、まぁ長持ちしたほう。
今回も最初は左スティックがおかしくなり、フォートナイトでは手を放していても勝手に歩き始める。まだ戦っているうちは動き回るので何とかなりますが、レゴ・フォートナイトで緻密な建築をしようとしても定位できずにイライラ。ガチャガチャとコントローラに当たっていると、心配したわんこが顔を見に来る。
ま、それでも騙し騙し使っていた訳ですが、遂に右スティックまでおかしくなり、右方向への入力に反応しなくなったので、しょうがなく買いました。しかし、以前より値上がりしてないか?ヨドバシでポイント分引いても8900円くらいした。

 

前の全黒から赤いカッコいいやつにしました。

 

心配性のわんこ

 

フォートナイトの画面です。コントローラがおかしくても、たまにビクロイ

 

ついでに愛車。フォートナイトやってる方はわかると思いますが、

今シーズンでは車が大活躍。超たのしい

 

愛車その2。ロケットレーシングはやってないのでランクはシルバー1

 

レゴ・フォートナイトでは船舶を建設中。洋上を動くようにしたい。

今回から建築はサバイバルモードではなくサンドボックスに。

これで資材集めの苦しみから解放された。

 

以上

 

演奏会【具合が悪そうなのにラヴェルの超名演奏を放つシャルル・デュトワさん、そして阪田知樹さんの無駄遣い】

新日本フィルハーモニー交響楽団 第657回定期演奏会
 2024年6月11日(火)サントリーホール
 指揮:シャルル・デュトワ
 ピアノ:阪田知樹
 ハイドン交響曲第104番ニ長調『ロンドン』
 ストラヴィンスキーバレエ音楽ペトルーシュカ』(1911年原典版)
 ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲

今回の公演の指揮はシャルル・デュトワさんです。この方らしい豪華な名曲プログラム・・なんですが、サントリーホールへ向かう途上、もう少し突っ込んだプログラムを聞かせて欲しいなと考えてました。これは昨年の幻想交響曲を聴いた際にも感じたこと。
N響の公演に乗せたプロコフィエフとかエレクトラの名演奏を忘れてはおりません。録音済みの曲で言えばオネゲルとかショーソン交響曲とかでも良いですから。
しかし、結果オーライ。名演を聴いてしまった直後はそんな考えはすっかり忘れてました。

ハイドンのロンドン交響曲
これはいいですね。流麗でしなやかに楽想が沸きつつ、的確なリズム感で構築される古典音楽。意外な組み合わせに思えますが、かつてモントリオールシンフォニエッタ)とパリ交響曲集を出してます。今、これを書きながら手元にある第83番の『めんどり』を聴いております。

ペトルーシュカ
原典版です。流通しているほとんどの録音は1947年盤で、手持ちの音源でも唯一マゼールだけが1911年の原典版
この曲は諧謔的で乾いた音が苦手なのですが、4管編成の原典版は重心の低い響きが心地よく、P席から各楽器の磨かれた音の交差を楽しんで聴いておりました。が、途中なぜか集中力が途切れます。これは多分自分のせいなんですが、その時デュトワさんを見ると咳を堪えているようで苦しそう。カーテンコール後の一般参賀に出てこなかったらしいので、相当にお疲れだったのか。
それでも、この曲を原典版で再評価できたことは大収穫。

ダフニスとクロエ 第二組曲
投稿はしてませんが、春先に音楽大学選抜のフェスティバルオーケストラで合唱付きの全曲公演を聴いており(指揮はカンブルランさん)、これはこれで、若さとお祭り感がさく裂した演奏が大変良かった。
デュトワさんはまた違って、ソロは奏者の自律性に委ねつつ、ラヴェルの鮮やかなオーケストレーションを最大限に活かすうねりやバランスで冒頭の『夜明け』から引き込まれます。勢いに任せたりしない、曲が完全に手の内にある揺るぎない名演奏でした。

通しで、まずコンサートマスターの崔さんがMVPではなかろうか。動きが小さくなったと言われるデュトワさんの指揮を補うように上下左右に動く動く。毎曲後にデュトワさんからハグされてました。

 

そして、フルート主席の野津さん。ペトルーシュカとダフニスとクロエ両曲で、引き込まれるような息の長い素晴らしいソロを聴かせてくれました。
野津さんはデュトワさんに前まで引っ張り出され、本人が尻込みしているのを半ば強引に指揮台に上げさせられて、会場とオケのメンバー双方からの喝采を受けます。

 

このように、オケのメンバーが指揮者から指揮台に上げさせらるのはよくあるのでしょうか。少なくとも自分が目撃したのは生涯これで2回目。

前はスヴェトラーノフNHK交響楽団の公演で、語り草にもなっているダイアナ妃の葬儀の日に行われたチャイコフスキー第5番の演奏。プリンセスに捧げられた第2楽章で、当時首席の松崎さんは涙なしではいられない素晴らしいホルン・ソロを聴かせてくれました。カーテンコールで、やはり尻込みするところをスヴェトラーノフさんが強引に指揮台へ立たせたのです。

最後に、ペトルーシュカでピアノを弾いた、集客力のある人気ピアニストの阪田知樹さんが無駄遣いっぽくなかったか。24-25シーズンの速報が出たときは、確かデュトワさんの公演だけ曲目が未定だったので、てっきり協奏曲をやるもんだと思ってた。もともとデュトワさんは80年代には協奏曲での名指揮でも有名でしたからね。それでアルゲリッチを射止めたくらいですから。

 

さて、年に7回しかない新日本フィル定期演奏会は9月までお休み。でも、残りの4回は大曲ぞろいの楽しみなプログラムが続きます。
 24年09月 ブルックナー交響曲第7番他(佐渡裕
 24年11月 ショスタコーヴィチ:『レニングラード』(井上道義
 25年01月 マーラー交響曲第9番佐渡裕
 25年03月 メシアントゥーランガリラ交響曲久石譲

 

最近の糖質オフ生活まとめ【『ほりにし』からルートビアまでアレコレ】

糖質オフ生活と称して、体に悪い酒呑み投稿なんかをしておりますが、今回は最近の傾向、趣向、新アイテムをまとめて投稿しようと書いてみた結果、やはり酒の話ばかりになってしまいました。

 

日本のラム酒

以前、マイヤーズのラム酒の話を投稿したことがあります。その後、急に国産のラム酒が飲みたくなって買った一本。黒糖の甘い風味が漂う旨口の酒。前回も書きましたが、さとうきびや黒糖から作られるラム酒に糖質は入っておりません。すぐに空になってしまった。

 

PSB

人気がないんでしょうね。ビールのカテゴリでありながら近所のスーパーで割と安く売っているPSBを常用しています。もちろん糖質ゼロ。プレミアム系のようにとびぬけてうまい訳ではありませんが、普通にゴクゴク飲める。

 

ほりにしスパイス

アウトドアで人気の何にでも合うというスパイス。クレイジーソルトとか万能スパイスを好んで使うので試しに買ってみましたが、香辛料が強いので合う合わないが分かれます。なるほど、ビールが中心となるアウトドアのアテならこういう風味でも良いかもしれませんが、食卓で飲む酒の肴にこの風味と味付けでは合わないのも出てくる。

 

S&B粉わさび

これもスパイス系として。普段はチューブわさびを常用してますが、あれは塩分が高いので味が変わってしまいます。このエスビーの粉わさび、原料は西洋わさびで偽物なんで大して辛くありません。酒のアテにコンビニで買うような適当な総菜に、こいつを粉のまま大量に振りかけると、風味だけが良くなっていい感じに味変できる場合があります。決してお試しあれ、とは書けませんが。

 

桜薫るウヰスキー

東急ストアのお酒売り場で目が合って買ってしまった一本。知る人ぞ知る、安くて良いお酒を提供するオエノングループ製造ですが、珍しく500mlで1480円もする。桜を漬込んだホワイトリカー的なクセのない焼酎か、小麦系の蒸留酒モルトウィスキーをブレンドしたもの。この写真の淡い色は薄まったウィスキー色。それでも異種ブレンドに違和感は感じず、スイスイ飲める。女性向きですかね。

 

ルートビア

世界一旨くて世界一マズい飲み物。暑い暑い沖縄でダラダラ汗を流しながら観光した後に、沖縄にしかないチェーン店であるA&Wへ駈け込み、ルートビアをジョッキでオーダーしていただく(もちろん炭酸系のソフトドリンクでビールではありません)。これが生き返るくらいスゲーうまい。軽くジョッキを空けてしまう。しかし、一息ついて冷静になって味わうと甘い甘いサロンパス風味で、ものすごくマズいのです。そして思いっきり糖質は高いはず。

ルートビア缶はこちらでもよく見かけてたまに買って飲みますが、汗がだらだら流れるような状況に追い込まないと旨く感じません。今回は、ジンやラム酒をこのルートビアで割って飲もうという試みではあったのですが、とりあえずサロンパス風味が全てを台無しにするので失敗。またチャレンジします。

 

KIRINのウィスキー『陸』

普段はよほど意識しないとキリンのウィスキーは買わないのですが、この『陸』はTVerのCMで、今田美桜様が『おいしぃ』って言ってたのでつられて買ってしまいました。いえ、今田さんがおいしぃと言うなら、もう何でも買いますです。はい。和食に合う白角的なお味。悪くありません。

 

以上

 

演奏会【反田恭平さん効果で満席、NHK交響楽団のスクリャービン・プログラム】

演奏会の簡単な感想を書き留めています。

第2013回 定期公演 2024年6月9日(日)
 スクリャービン:『夢想』作品24
 スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調作品20
 スクリャービン交響曲第2番ハ短調作品29
 指揮 原田慶太楼
 ピアノ 反田恭平

まずは、原田さんのデイトン・フィルハーモニック管弦楽団オハイオ州)の次期音楽、芸術監督就任決定おめでとうございます。聞けば、最初の顔合わせとなった演奏会から数か月で決定したというスピード人事だったとか。サヴァンナ・フィルも継続ということで米国中心の活動となるようです。
たくさんの演奏会に行ったわけではありませんが、自分にとって原田さんは、ハズレのない当たり指揮者なので、本音では日本で腰を据えた活躍をしていただきいところ。現在、正指揮者のポストにある東京交響楽団で、ジョナサン・ノットの任期が切れる26年4月から音楽監督とかどうでしょう・・。

オール・スクリャービン・プロ

さて、この日のN響定期はオール・スクリャービン・プログラムでした。しかも、色彩うんぬんで有名な『法悦の詩』など後期の交響曲ではなく、管弦楽の作曲に着手した最初の作品であるピアノ協奏曲から、レア曲の交響曲第2番までの初期作品が並んでいます。
また、あとで知りましたが、こんなスクリャービンの初期マイナー曲の演奏会なのに、土日の2日間ともチケット完売だったとか。これはピアノの反田恭平さんの集客力であることは間違いない。
今のクラシック音楽界は若手の人気ピアニストたちが牽引していることが良くわかります。
N響に限らず、他の楽団も人気ピアニストを招いて完売を狙ったと思われるプログラムが目に付いたりするんです。

ピアノ協奏曲

改めてピアノ協奏曲を聴いて思うのは、他のピアノ曲などを聴いてもメロディ・メーカーであると断言できるスクリャービンによる、憂いとロマンティシズムを秘めた名曲であること。
よく言われるような、ショパンや盟友ラフマニノフの影響うんぬんを強く感じることもなく、またオーケストレーションが弱いとも言われてますが、ショパンの協奏曲の管弦楽に比べればよほど魅力的。
ただ、そんなに聴き込んだ曲ではないので、この日の反田さんのピアノがどうだったかまで言及できず、益々この曲を好きにさせてくれたとだけコメントしておきます。

交響曲第2番

この交響曲は、後期ロマン派的なむせかえる・・とまではいかないまでも抑制のある陶酔感が、それなりに気持ち良く、また、わかりやすい旋律の循環形式で構築された隠れた名曲であると言えます。
ただ曲尾のジャーンという終わり方が古典や初期ロマン派っぽく、チープでヒネリがなく惜しいかなと思う。
また一方、ネットではこの公演の感想に、終楽章が冗長ではと書いてあるのを何件か見ました。確かに作曲家本人も気に入ってはいない終楽章ですが、自分は曲を強く印象付ける効果があるとは感じましたが、決して冗長とは思いません。
そんな、人に教えたくなる魅力ある交響曲を、実にエネルギッシュに展開した原田さんの指揮ぶりに圧倒されました。こんなマイナー曲でブラボーがかかるのも納得の演奏。

反田恭平効果

ピアノ協奏曲では、どうやら前に座るおばさまが反田ファンのようで、双眼鏡で見ていたり前屈みになったりで、後ろの席の自分は反田さんの手元が全く見えない。まぁそれはそれで、おばさまが音楽を楽しんでいるなら良いと思っています。
そして、そのおばさまの連れと思しき中~高校生くらいの娘さん(孫かな)が並んで座っていました。いえ、特に観察していたわけではないのですが、視界にはお二方が否応なしに入ってしまうので。
熱心にピアノ協奏曲を聴くおばさまに対して、反田さんに興味がないのか、娘さんは最初から睡眠されているご様子。
これが後半プロの交響曲になると逆で、背もたれに体を預けて動かなくなったおばさまに対して(視界が開けた)、娘さんはパンフの曲目解説のページをずっと開いたまま、熱心にレアな交響曲に聴き入っている。
これだ、と思いましたね。若手ピアニストがクラシック音楽界を牽引している効果。
全くの想像ですが、きっとおばさまが反田ファンでなかったら娘さんはN響を聴きに来ることもなかったのではないか。柔軟な頭を持った若い世代ですから、スクリャービンに目覚めて名作の多いピアノ曲なんかに開眼しつつ、こんどは自ら例えばファビオ・ルイージを聴くためにNHKホールに来るようになるのではないか。
今や若い聴衆の獲得は各楽団に留まらず、日本のクラシック音楽界全体の死活問題です。

投票受付開始

昨日で2023-24年のN響定期公演のAシリーズが終了しました。これにより『最も心に残ったN響コンサート&ソリスト2023-24』の投票が始まっています。これは、ホールやテレビ、ラジオで聴いたN響公演から、心に残ったベスト3と、合唱を含むベストソリストを投票する企画。
まだBとCシリーズの最終公演が残ってます。Cシリーズの沖澤のどかさんの公演には行きたいものの、2日間とも外せない用事で行けないので、さっそく投票することにしました。

本シーズンのN響は、数えるとAとCシリーズまぜまぜで合計9公演(第九を入れると10公演)をホールで聴いていました。テレビやラジオでは、ホールで聴いた公演を後追い視聴するくらいで積極的には聴きません。
この中からベストワンを挙げると・・いや、まだ順位は決められませんが、ソヒエフのプロコフィエフロメジュリ』、この投稿のスクリャービン・プロ(原田、反田)、フリーヘル編曲のワーグナー『指環』(ルイージ)、ローマ三部作(ルイージ)、この中から3つ選ぶことにします。
ただし、人気投票一位は間違いなくマーラーの千人の交響曲でしょう。自分もホールで聴いていますが、体調が悪かったのか、実はそんなに感銘を受けなかった演奏なのですが。

以上

 

5月の演奏会から

5月の演奏会を振り返ります。すでに投稿しているものにはリンクを張っています。

N響ファビオ・ルイージのローマ三部作

井上道義と日本フィル最後の公演

新日本フィル、小泉マエストロ渾身のチャイコフスキー

新日本フィルハーモニー交響楽団 第656回定期演奏会

2024年5月19日 (日) 14:00 サントリーホール
 指揮:小泉和裕
 ベートーヴェン交響曲第8番ヘ長調作品93
 チャイコフスキー交響曲第4番ヘ短調作品36

エストロ小泉の若々しいお姿は変わりませんね。
経歴通り、音楽づくりはカラヤン仕込みなのでしょう。おそらく綿密なリハーサルで音楽が完成しており、本番ではそれを再現するだけ。忙しくキューを出したり大きく煽るようなこともない指揮はカラヤンそのもの。
それだけに刹那的ではない、じわりじわりと感動を積み上げながら最後に大団円へと導く、ある意味で計算された音楽なのかもしれません。ベートーヴェンチャイコフスキーも大変感銘いたしました。
良い演奏なのに、客席に空席が目立って勿体ない。

 

初カーチュンとなった日本フィルのチャイ5公演

日本フィルハーモニー交響楽団公演
2024年5月26日 (日) 14:00 サントリーホール
 指揮:カーチュン・ウォン

 ピアノ:小菅優
 ラフマニノフピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18
 チャイコフスキー交響曲第5番ホ短調作品64

何か意味があるのかはわかりませんが、毎年日本フィルはこの時期、サントリーホールでチャイ5を演奏します。こちらも友人を連れての3年連続参加。一昨年の西本智実、昨年の小林研一郎に続いて、今年はカーチュン・ウォンの登場です。
今期の春半期は日本フィルの横浜定期会員でもあるのに、これまで全く縁が無くて実は初カーチュンになります。
以前より神奈川フィルでの評判などは聞いてはいましたが、日本フィルが首席指揮者にアジア人を抜擢したとの報道に、日本フィルも思い切ったことをするものだと感じたわけですが、それからの活躍はそんな杞憂を一掃。
この日、ホールのお客さんが温かく、そして惜しみの無い喝采を送るのを見て、改めて良い人選だったと感心しております。
次回カーチュンは、6/2の坂本龍一プログラム。そして次々回は9月、定期新シーズン(東京)初日の、なんとブルックナー交響曲第9番だけという超自信満々さに驚かされる公演となります。ブルックナーの他の交響曲は長大なので一曲だけのことが多いですが、3楽章版での演奏と予告されているので演奏時間は65分くらいとなります。(ただし、どこかでコールス改訂版という記述を見たような気がする)

最後になりましたが、この日の演奏について。
ラフマニノフは小菅さんの演奏をバックアップする範囲になりますが、それでも自在な解釈でオケを鳴らします。
そして後半のチャイコフスキーは第5交響曲は、解釈のリミットが無いような曲なので、最大限にご自分の流暢かつ多弁な音楽を構成してました。何回でも聴きたくなる演奏。録音していたようなのでCDで出るかな。買うよ。
大昔、コバケンのコブシの効いたチャイ5を日本フィルで初めて聴いた時の新鮮さを上回っていたと書けば伝わりますでしょうか。


また、先々週の日本フィル横浜公演に続き、この日もサントリーホール前には入場を待つ高校生さんたちが多数おりました。少し緊張します。
というのも、前回は日本フィルと井上道義さんの最終公演のショスタコーヴィチ・プログラムで、中学生たちの演奏会マナーがネット上で物議となったから。しかし、この日はネット上でも全くそういう話は聞こえず、とても良い学校だったようです。
むしろ一部の大人の無遠慮な咳マナーが酷かった。確か、第4楽章コーダへ入る前のゲネラル・パウゼで咳をしていなかったか?

それと美人で目立っていたヴィオラの首席奏者は、新日本フィルの首席だった中恵菜さんのように見えた。そういえば春からの新日本フィルの公演でお見掛けしないので、帰ってからHPの団員名簿を確認したらお名前がなかった。
新日本フィルが演奏した2月の国技館5000人の第九では確かに演奏されていたので、シーズン変わりで退団されてソロ活動に専念されたのかもしれません。

 

以上

 

井上道義ラストイヤー【日本フィル横浜定期:ショスタコーヴィチ・プロ】

インデックス

 

日本フィルハーモニー交響楽団 第397回横浜定期演奏会
2024年5月18日 (土) 17:00 横浜みなとみらいホール
 指揮:井上道義
 チェロ:佐藤晴真
 ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト短調作品126
 ショスタコーヴィチ交響曲第10番ホ短調作品93

今年、2024年はマエストロ井上道義さんが指揮者として活動する最後の年で、この日は日本フィルとの最終公演。
また、この5/18という日は、様々なオケの公演が重なる特異日で、ネットによれば短いN響C定期が終わってから駆け付けた方もいたそう。自分も、もう一枚パシフィックフィルハーモニア東京さんのサントリー定期のチケットを有していたのですが、こちらは苦手なラフ2なので家人に行ってもらいました。
尚、みなとみらいホールから歩いて行ける神奈川県立音楽堂では、阿部加奈子さんと神奈川フィルの公演があり、真剣にハシゴを検討するも神奈川フィルが15時開演と判明、こちら日本フィルの17時開演では移動不可能と判明したので泣く泣く諦めました。

ショスタコーヴィチの音楽雑感

実演はCDで聴くより数倍面白く聴けるショスタコーヴィチです。
交響曲第10番は、それまで8年もの長きに渡って交響曲の発表を抑えていたショスタコーヴィチが、スターリンが亡くなった1953年、いきなり発表してしまったいわくつきの作品。そこにはスターリンの暴走を描いたと『ショスタコーヴィチの証言』にて本人が認めた第二楽章や、皆さんご存じ、自分の名前のイニシャルを音で表現したDSCH音型で個人主義を高らかに奏して曲を結んだり、やはり音で表現した彼女?の名前が出てきたりと、謎多き作品と呼ばれています。

録音では、スターリンからフルシチョフの雪解けという時代背景を無視するわけにもいかず、やはり厳しい音楽を造形したムラヴィンスキー盤やコンドラシン番が一番だとか、壮麗で美しいカラヤン盤を推す、などと意見は様々ですが、自分はモノラルではありますが、1954年にアメリカ初演を担った、ディミトリ・ミトロプーロス盤(ニューヨーク・フィル)を推します。くだんの第二楽章など快速すぎて乗り物酔いのような気分になります。

ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番

先に書いた通り、第10交響曲は謎多き曲ですが、謎は謎として、その謎を解くためのお題は明確です。スターリンの圧政にあって個人が存在しない時代背景、その一方で高らかに歌う個人主義、そして恋人の存在等々を聴き手がどう捉えるかだけになります。
しかし前半プロのチェロ協奏曲第2番はよくわかりません。
CDは持ってます。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロと、スヴェトラーノフさんが指揮するロシア国立交響楽団による、緊張感あふれる初演のライブ録音。でも、これを何度聴いても音楽としての美しさを見いだせず、オジサンがクダをまくような音楽だなぁという感想。面白いは面白いですが。
そんな難解さを纏ったチェロ協奏曲第2番ですが、オーケストラ入場直前に井上マエストロがマイクを持って現れ、この曲について背景を説明しました。
曰く、生涯ソ連邦から出ていこうとしなかったショスタコーヴィチ住んでいたレニングラードは、ウィーンにも負けない音楽の都であったこと、またこの曲は広く聴衆に聴かせるというよりも、親しい方々へ聴かせるための曲であると。それもあって、この日は楽譜に指定された16型よりも小編成のオケにした、とのこと。
開始早々、つよつよのピチカートで弦を切ってしまって最初からやり直しになるハプニングがあるなど、気迫のある佐藤さんの熱演とオケの好バックにより、CDで聴くよりよっぽど楽しく聴けた。でもまぁ、曲を心底理解したかというと、そうでもないんですね。たぶん、あの時代ですから本当の友人や近親者にしか判らない隠れた符丁があるのかもしれません。また機会があれば是非聴いてみたい。
あと、アンコールで演奏されたカザルスの『鳥の歌』。チェロから発した鳥の鳴き声がホール内に響いていて、つい周囲を見回してしまった。いいね。

ショスタコーヴィチ交響曲第10番

曲頭、第一楽章のうねるような響きから、スターリンの時代へ引き戻されるかのよう、とか小難しいことを考え始めましたが、曲が進むにつれて、いやいや、これは井上道義流の第10交響曲であると認め、アレコレ考えることを放棄、マエストロの踊るような指揮をまぶたに焼き付けながら、素直に曲を楽しみました。
終演後、当然会場は大喝采。そして、日本フィルでの最終公演を惜しむように拍手が止みません。もちろん一般参賀となりました。

 

それにしても日本フィルのホルンセクションは素晴らしい。信末さんていうのかな、ソロがバッチリ決まる。今シーズンは横浜半期だけだったのを2024-25シーズンは東京定期の年間へ席替えしたのですが、楽しみがひとつ増えた・・というか、来週のサントリーでのチャイ5へ友人と行くことを忘れていた。彼があの第二楽章のソロを吹くんですよね?そうあって欲しい。

信末さんを讃えて立たせたマエストロ

そのほか

ホールへ到着すると、制服姿の中学生集団がエントランスにいる!あとでX(Twitter)での投稿を見ると名門○○の中学校らしい。脳裏に20年以上前のN響での悪夢が蘇る。
当時、NHKホール三階席後ろ半分は自由席(1500円)で、どんな公演でも当日ふらっと行けばチケットは余ってました。しかしこの日は先に買ってあって当日は完売だったのかな?ホールに入ると後ろのほうしか空いておらず、渋々席に着くとその数列前には、そりゃ完売するわという沢山の女子高の生徒さんたちが・・。
演奏中も何かそわそわ落ち着かないので、こっちまで著しく集中力を欠く。女子高生にブル5(確か指揮はインバル)とか、大人しく聴くわけないだろうと内心では憤っておりました。実際に先生に注意する方もいた。
一方、本日の男子中学生軍団は、自分より遠いところにいたので全く被害が及びませんでしたが、ネットの投稿を見ると、先のブル5の時より酷い状況だったようです。コンサートを台無しにされた方々のお気持ちはとても良く理解出ます。
中学生にショスタコ。もしかしたらこれで目覚めて音楽家を目指す子も出てくるかもしれないので、一概に否定はできないですが、井上道義さんのラストステージということを考えれば、他の名曲コンサートにすべきではなかったか。

尚、先のN響の際の女子生徒さんたちは、レポートの課題が出されていたようで、まだ聴こうという空気はありました。

年に数回、さほどクラシックに詳しくない友人を、本人の希望もあってコンサートホールへ連れて行きますが、まず、半年から一年前にいくつかプログラム候補を挙げた上で選んでもらい、音源を渡して予習するという条件でチケットを買っています。これは、映画や舞台ではなくクラシック音楽なので、本人に少しでも興味を持って聴く姿勢がないと、どんな名曲でもただただ音が頭上を通り過ぎてしまうかもしれないからです。尚、ショスタコ1905年をサンプルで聴かせた際は拒絶されました。

もしかしたら課外活動のクラシック音楽体験で覚醒する生徒もいるかもしれませんが、恐らく希少なくらい少数。事前に興味を持たせられないと、大多数はクラシックは退屈でつまらない、長い、眠い、難解など、むしろ強制的に聴かされたことで生涯ネガティブなイメージを抱いたままになるかもしれません。そうなったらクラシック音楽の次の世代の聴衆を獲得するとか、裾野を広げるとかいう話ではなくなってしまいます。

井上道義ラストイヤー

ラストイヤーの残りの公演は、あと神奈川フィル(伊福部)と新日本フィル(タコ7)とのラスト公演のチケットを取ってありますが、ホントの最終公演は12/30のサントリー音楽賞受賞記念公演で、読売日本交響楽団とのベートーヴェン『運命』他になります。

こちらはまだ発売前ながら、最近始めた合唱団のスケジュールの関係で行けない可能性が出てきた(泣)。

 

レゴ・フォートナイト【溶岩洞窟の建築を動画で再掲】

レゴフォートナイトです。

これは以前投稿した『溶岩洞窟』での建築物です。最近、YouTubeのチャンネルを得て動画をアップロードし始めましたので、過去作ですが場内を走り回る動画リンクで改めて紹介します。(動画が低画質になるのはどうしたものか)

 

建築前

 

建築後

 

場内を走って紹介する動画をご覧ください(2分)

 

高熱で水が干上がってしまったという設定の屋上プール

 

溶岩滝を眺めながらお茶ができる優雅なサロン

 

以上です

次の建設予定は練り直し中