還暦ダイアリー

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糖質オフ生活 日本酒編

糖質オフな生活をしています。健康を考えてのことですが、一度劇ヤセしてからの戻り傾向を抑制するためでもあります。

 

かつて、若いころに地酒ブームというのがあり、良く飲みに出かけましたし、自宅にもそこそこな銘柄の一升瓶を並べて悦に入ってた時代もありました。今では、日本酒については基本的に盆と正月以外に高級銘柄酒は飲まず、安い紙パックの糖質ゼロタイプしか口にしません。

こういう糖質ゼロの日本酒が出たばかりの頃、試しに飲んだところ味気が無さ過ぎてしばらく距離を置いてましたが、それから何年かして、焼酎を水割りで飲むことを考えれば、これはこれで味があるなと考え、再び飲み始めた経緯があります。

 

この紙パック酒、いつもは1パックしか買い置きがないのですが、たまたま3本集まったので比較のために全部開けてしまいました。

糖質ゼロタイプは日本酒度がおよそ+23と驚異の超超辛口になりますが、各社味付けを工夫しています。以下比較対象の各種諸元値。

 

・白鶴 (アルコール13-14%、日本酒度+23、2.0リットル)

  ⇒ [100mあたり]  熱量:76kcal、炭水化物:0、タンパク質:0.2g、糖質:0g

  ⇒ 品目:日本酒

・松竹梅(天) (アルコール13-14%、日本酒度+23、2.0リットル)

  ⇒ [100mあたり]  熱量:77kcal、炭水化物:0、タンパク質:0.5g、糖質:0g

  ⇒ 品目:日本酒

・菊正宗 (アルコール12-13%、日本酒度不明、1.8リットル)

  ⇒ [100mあたり]  熱量:76kcal、炭水化物:0、タンパク質:1.0g、糖質:0g

  ⇒ 品目:スピリッツ(和酒NEWタイプ)

 

3種をとっかえひっかえ飲んだ印象は概ね以下の通り。

最も辛口なのが白鶴。強いキレがあります。一方で味わいに力点を置いたのが松竹梅と菊正宗で、含み香と後味が残ります。旨味と香りのバランスを取った松竹梅、旨味のさらに一歩先に踏み込んだのが菊正宗という感じでしょうか。

特に菊正宗は日本酒品目からはみ出してスピリッツ扱いになっても、旨くちを工夫しているようです。上記諸元のタンパク質が1.0gというのも、味付け成分そのものであるアミノ酸配合量が数値になって現れた結果かと思われます。

良く見ると、白鶴、松竹梅含め、タンパク質の含有量が味わいに比例しているのを発見。当然と言えばそうなんですが。

尚、以上は標準の日本酒よりずっと上位辛口の比較をしています。旨くちと書いてあっても日本酒度が低い甘めのお酒と比べれば、相当にキレがあります。

 

自分としては白鶴かな・・と感じましたが、好き嫌いよりもその日の肴で変えるべきかもしれません。そもそも3種類をちゃんぽんで飲んで本当に比較できているか怪しいところ。

しょうがないので、また今晩飲んで比べてみよう。

紙パック日本酒の摩天楼