還暦ダイアリー

いつの間にか還暦に。されどまだ還暦、人生カウントダウン始まらず

散歩:上野(国立科学博物館)~谷中(御朱印)

ゴールデンウィーク最終日。都内散歩です。本日は上野と谷中。

子供の頃、あるいは10代の頃より、数年おきに定期的に通っている所があります。
ひとつは小学五年生の時に(70年代前半)母親が連れて行ってくれた東京タワー。高いところに昇って大はしゃぎしたのは当然として、下のタワービル(今のフットタワン)で観た、富士通ショールームがとても記憶に残っている。当時はFACOM(富士通の大型コンピュータの総称)関連の展示があって、もらって帰った冊子で小学生ながら二進数を知ることになります。そんな縁もあって、今の職に就くきっかけとなったことは否定できません。
それ以来、おのぼりさんと言われながらも東京タワー派で(スカイツリーは一回しか行ったことがない)、数年おきに訪れては外階段を使い大展望台に登っています。

そして、もうひとつが国立科学博物館
こちらは10代の頃、国立科学博物館の名誉館員で退任後には五島プラネタリウム館長に就かれた、天文学者である村山定男先生の講演を拝聴し、いたく感動して以来たびたび国立科学博物館へ行ってます。
恐竜博とか・・あと何だっけ、とにかく毎回特別展を観に行くわけですが、それだけで疲れてしまって常設展示を長いこと観ておりません。そんなわけで、本日は特別展(大哺乳類展)をパスして、常設展を目的に国立科学博物館へ出かけました。

国立科学博物館

常設展の入場料金は630円です。安っ。本日は事前購入の電子チケットを試してみました。一方の特別展は大人2100円(もちろん常設展にも入れる)。先に書いておきますが、常設展は地球館と日本館に二か所があるわけですが、地球館を観ただけで時間がかかってしまい、日本館は来年以降に見送りとなりました。

 

写真じゃ伝わりませんがマンモスでかすぎ。こんなんに遭遇したらちびる。古いアニメで恐縮ですが『はじめ人間ギャートルズ』を思い出す。

 

海竜モササウルスの一種の骨格標本。これもでかい。ジュラシックパークでは印象的な役回りでしたね。尚、日本で発見された首長竜であるフタバスズキリュウは日本館へ行かないと見ることができません。

 

私たち人類の大ご先祖様であるアウストラロピテクスであるところのルーシーさんです。ご先祖様を敬いましょう。

 

1956年、日本で一番最初に稼働したコンピュータ、FUJIC。クロックは30KHz。意外なことに富士写真フイルム製でレンズの設計に用いたとか。真空管式なので電気代を考えると気が遠くなる。

 

実は国立科学博物館で一番好きな場所はミュージアムショップなのです。子供向けのアイテムが多いのですが、何回行ってもわくわくする。本日の戦利品は、2022年に正式に追加となった原子番号113のニホニウム(Nh)が燦然と輝く周期律表下敷き。元々化学出身なので周期律表が好きなんです。ただ、このデザインは結構見にくい。これのポスター版もあったのですが、オーソドックスなデザインでニホニウムが入った周期律表ポスターが欲しいなぁ。

 

谷中ぶらぶらと御朱印

当初は上野から谷中まで歩く予定でしたが、国立科学博物館で割と疲れてしまったのと、あまり天気が良くないので、素直に日暮里まで山手線を使いました。これでは散歩の意味がありません。
谷中は昭和の香りを残す町並みがウケたのか、外国人の観光客がとても多く、路地を入ったところにある隠れたお店でくつろいでいたり、街並みをカメラに収めている方々が目立ちます。
写真は谷中銀座商店街。
『やきや』のイカ焼きをビールでいただこうと狙っていたのですが、苦手な長い行列とパラパラと小雨が混じる曇天に負け、次の機会へ先送りすることに決定。実際、行列ができるラーメン屋とか、ほとんど入ったことがありません。

 

谷中観音寺の外観と御朱印。谷中のお寺は、どこも参拝するための賽銭箱やガラガラがありません。なのでいずれのお寺でも手を合わせるだけとなりました。

 

谷中本妙院の外観と御朱印。ここはインスタで御朱印受付の日時を確認したほうがよいです。この日、本当は御朱印受付お休み日でした。

 

谷中長運寺の外観と御朱印。奥まった場所にあってわかりにくい。東京メトロ千代田線の根津駅が近い。ここもインスタで情報を得てから行くべし。

 

以上です。根津駅から千代田線~小田急線にて帰宅。