還暦ダイアリー

いつの間にか還暦に。されどまだ還暦、人生カウントダウン始まらず

産経【設備投資7兆円規模、TSMC開所に沸く地元経済 人手不足で理系人材の奪い合いも】

熊本で立ち上がった半導体の超大手企業、台湾TSMC社の工場でエンジニア人材の確保が難航しているという。理系人材の奪い合いの結果、給与水準は1.5倍に達しているとのこと。

実際、同社は日本の半導体復活のカギを握っています。良質で安価な半導体工場が軌道に乗れば、半導体設計で起業するファブレスメーカーが軒並み立ち上り、過去の栄光から一周回った半導体立国再びの夢も現実になろうかと考えます。

 

TSMC社が熊本に工場を構えているのは、半導体製造で重要となる良質で豊富な水源の問題もあって彼の地が選ばれました。たぶん。

 

もしも、関東近郊に工場が展開されていたと仮定して、自分のような還暦過ぎのエンジニアが応募しても良いお給金で使ってもらえたかな、などと考えたりします。齢は食ってますが保有技術は古くありませんし。

過去の話ですが、某XXXXxX社からスカウトが来たことがあり、なんと年収は最低で一般サラリーマン給料の倍という金額に目がくらみました。しかし、英語のレジュメを提出という条件があり、自分の長い職務経歴書をうまく英語で書けないのと(加えて面倒)、そもそも中国企業という点でリスクを感じて意識の外に置いてました。

それが台湾企業となると話は別。サラリーマン給与の倍額までは届かないにしても、暮らしが相当に楽なるなーなどと、一瞬だけ考えてしまいました。

一瞬だけです。地道に生きます。

 

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