還暦ダイアリー

いつの間にか還暦に。されどまだ還暦、人生カウントダウン始まらず

新日本フィル定期公演

2024年1月20(土) すみだトリフォニーホ-ル

 指揮:佐渡裕管弦楽新日本フィルハーモニー交響楽団

 ソプラノ:石橋栄実、 語り:白鳥玉季、 アコーディオン:御喜美江

 

 武満徹系図(Family Tree) - 若い人たちのための音楽詩 -

 マーラー交響曲第4番 ト長調

 

武満徹の『系図』は、郷愁を呼び起こす管弦楽がジワジワと沁みてウルっときた。

楽譜指定には、語り役は14歳という指定があるそうで、なんと本日がその14歳の誕生日だったという白鳥玉季さんは、ドラマ『いちばんすきな花』で塾の生徒役をやってましたね。

ドラマ観ながらこの子は美人になると思ってたのですが、本日の三階席からはよく見えません。

彼女の語りは実に良かったと思うのですが、拡声メガホンレベル音質のPAが良くない。微妙な声色や息づかいが聴こえてきてほしかった。

 

後半、さすが佐渡さんのマーラーは聴きごたえがあります。表情付けが濃く情感豊かな天上の暮らしでした。ソプラノさんも深い声質で名唱。

来シーズンの第9番が今から楽しみ。

 

さて、佐渡さんのアルプス交響曲から始まった新日本フィルの2023-24シーズンもあと一回を残すのみとなりました。書くと長くなるのでやめますが、すみだトリフォニーホ-ルが苦手です。

なので平日公演があってチケットを無駄にする可能性があるのですが、来期の定期会員券はサントリーホールに席替えしました。もちろん、いちばん安いP席。

 

三階席より