本日のお仕事BGMです。
原題は『Whipped Cream & Other Delights』。1965年のアルバムで、この中には日本人なら誰もが知っている曲が入っています。ジャケ写の女性、ドレスを着ているように見えますが、これはホイップクリーム。
まず、A&Mレコードについて。有名なレーベルですよね。契約アーチストは・・え、えーと誰だっけ?・・(結局、Wikiで調べる)
まず、カーペンターズ!おー。それに70年代のミュージカル映画音楽で有名だったポール・ウィリアムズ。加えてスティング(ポリス)、リタ・クーリッジ、ブライアン・アダムス、クインシー・ジョーンズ、あとWikiには書いてありませんでしたが、懐かしのスーパートランプ(Breakfast in Americaがヒット)その他、錚々たる顔ぶれです。
イエロー・マジック・オーケストラも当レーベルから発売されたことがあるらしい。
そして、このA&Mレコードを設立したのがトランペット奏者で作曲家、音楽プロデューサーでもあるハーブ・アルパートで(A&MのAはアルパートの頭文字)、元々はご自身のレコードを売るための会社。
このアルバム『蜜の味』(Whipped Cream & Other Delights)はマリアッチと呼ばれるメキシカンなアンサンブルを聴かせるザ・ティファナ・ブラスと組んだハーブ・アルパートの4枚目のアルバム。
タイトル曲の『蜜の味』(A Taste of Honey)は元々何かの原曲があるスタンダード・ナンバーのようで、ビートルズのカバーが有名。あと未聴ですがサラ・ヴォーンやトニー・ベネット、バーブラ・ストライザンドもカバーしてるとか。
でも、ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラスの軽快でノリの良いアンサンブルが一番でしょう。暗い(ファンの方、ごめんなさい)ビートルズのカバーとは全く別の曲に聴こえる。
そして、彼らの曲の中で日本に限って最も有名なのが、『ビター・スイート・サンバ』(BitterSweet Samba)。ニッポン放送のオールナイト・ニッポンのテーマ曲で知らぬ方はいないでしょう。元々は別の曲が使われる予定だったところを間違ってこの曲をかけてしまい、以後定着したという経緯があるらしい。詳しいコトはわかりません。
最近ではCMでかかっていたせいで、この曲を耳にするとビールが飲みたくなる。
以上、当アルバムはいい曲ばかりで、あとは『ラブ・ポーションNo.9 (恋の特効薬)』とか、ボーナストラックのバラード『ローズマリー』が良い。
収録時間は30分強と短かいので、仕事中はアルバムを通しで4回聴きましたよ。