還暦ダイアリー

いつの間にか還暦に。されどまだ還暦、人生カウントダウン始まらず

ゴジラ-1.0/c(モノクロ版)は初代ゴジラへのオマージュ

昨日書いた投稿の続きです。

モノクロゴジラを観てきました。

以下、箇条書き。

 

・ただ単にカラー映像を輝度信号だけにしたのだろうという先入観で鑑賞。しかし、いくらでも綺麗なモノクロにできるのに、あえて階調を潰したようなクラシックなモノクロームでした。カメラに詳しい方であれば、赤外線フィルターを取りつけて白黒写真を撮ったようだと書けば伝わると思う。CG臭さ、作り物っぽさが失せて結構怖く感じる。一方で浜辺さんの肌がカラーの時より染みっぽく見えるので、気を利かせて白っぽく処理すればいいのにとも思う。

・オーディオは丁寧に計算されたモノラル調。スクリーンの真ん中からセリフと伊福部の音楽が聴こえる。久しぶりの感覚。一部の音楽とSEはステレオっぽいサラウンド。

・初回(カラー版)で鼻についた特攻忌避からの人間ドラマは気にならなくなった。これはモノクロ効果なのか慣れなのか?

・時代設定や映像(電車を咥えるところなど)等々、カラー版から感じていた初代ゴジラ(1954年)へのオマージュ感は一層強まる。ほぼ確信。

・初めてこの映画を観る方へカラー/モノクロどちらを勧めるか?⇒わかりません

 

新宿ピカデリーにて