還暦ダイアリー

いつの間にか還暦に。されどまだ還暦、人生カウントダウン始まらず

お悔み(小澤征爾さん)

本日(2/9)聴いてまいりましたNHK交響楽団の定期公演について書く前に、まずは、このたびご逝去されました小澤征爾さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

古くはTBSの『オーケストラがやってきた』の公開収録から、2015年、最後に拝聴した横須賀芸術劇場で観劇したラヴェルの『子供と魔法』まで、あるいはサントリーホールの楽屋口でサインをいただいたこともあるなど、これまで、数十年の永きにわたり私と音楽との関わりを充実させていただいた小澤さんに、心から感謝したいと存じます。

また、小澤さんから薫陶を受けてタングルウッドから世界へと羽ばたいた大植英次さんが本日、NHK交響楽団の指揮台に登壇されました。方やN響と袂を分かち(一度だけ仲直り公演があることはありましたが)、方やN響の定期公演へ25年ぶりに復帰した初日公演最中の訃報でした。

おそらく事前に知らされていた大植さんの胸中は如何ばかりだったかとお察しいたします。

小澤さんについては書きたいことがまとまらないので、また後日にします。