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時事【トランプ元大統領狙撃事件】

内容

いい写真だと思いませんか?

2019年6月の大阪サミットでの集合写真です。
この年の終わりから徐々に広まったコロナ禍を経たことで、すっかり忘れてしまったかもしれませんが、明らかに今より世界が平和だったことは各国首脳の笑顔が証明しています。

しかし、現在では、昭恵夫人を除いた前列のメンバーのうち、一人は凶弾に倒れてこの世におらず、一人はこの週末に暗殺されかけ(おそろしいほどの強運で回避)、一人は戦争当事国の元首、一人は台湾進攻を声高に喧伝する国の元首です。

 

トランプ元大統領狙撃事件

週末、かつてのアメリカ大統領、ドナルド・トランプ氏が公の場で命を狙われるという衝撃的な事件が起こりました。弾丸がかすめた瞬間、トランプ氏はほんのわずかに頭を動かして奇跡的に命を取り留めています。
今回の暗殺事件はカメラも回る衆目の目の前で実行されたショッキングな事件でしたが、過去にもトランプ氏に対する暗殺未遂は発生しており、2017年にはノースダコタ州フォークリフトを車列に突っ込ませようとした事件、また、2018年と2020年にはリシンを使った手紙を送る事件もあります。

狙撃犯の正体と動機

犯人はトーマス・マシュー・クルックス、現時点では単独犯とされています。
現在の報道では、クルックスはトランプの政策や政治的スタンスに強い反対を示していたとされており、また、彼が精神的な健康問題を抱えていた可能性が示唆されています。このことに関係するかどうかはわかりませんが、特定の陰謀論に強く影響を受けていた可能性があるとのこと。
しかし、彼は本当に単独犯で背後関係には何もないのか?疑問が残ります。

シークレットサービスの対応

銃撃後、シークレットサービスの対応により、トランプ氏は無事に保護されました。

SSに保護されるトランプ氏。有名になったガッツポーズ写真

しかし、その一方で、事件の直前に目撃者が銃を持った男が建物の屋根に登っているのを見て、警察やシークレットサービスに警告したと述べています。しかし、警察は混乱している様子で、即座に対応しなかったと報道されています。
この混乱とは何でしょう。本当に混乱していたのか?

報道ではさらに、目撃者は男が屋根に登っているのを2~3分間指さして知らせていましたが、シークレットサービスはその時点では犯人の姿を確認できなかったと伝えています。
その後、犯人が発砲し、シークレットサービスが応戦して犯人を射殺しました。でも、別の観点から考えれば犯人をスコープに捉えていながら、撃つまで待っていたとも解釈できてしまう。

対応の遅れや警告の無視が問題視されている

事件後かなり早い段階で、シークレットサービス長官のキンバリー・チートル氏が議会へ召喚されています。以下はchatGPTに調べてもらった質疑の内容です。

事件の対応につき、特に以下の点について議論されました:
[即時対応]
シークレットサービスが事件発生時にどのように対応したか、そしてその対応が適切かつ迅速であったかどうか。
[予防措置]
暗殺未遂事件が起こる前に、どのような予防措置が取られていたか。また、トランプ氏の警護が十分であったかどうか。
[警告の無視]
一部の報告によると、トランプ氏の警護チームが以前から追加の保護とリソースを求めていたが、これが拒否されていたことが明らかになりました​
[セキュリティギャップ]
犯人がどのようにしてトランプ氏に接近し、発砲する機会を得たのかというセキュリティギャップについての説明が求められました

謎の背後関係

自分は陰謀論者ではありませんが、謎が多い事件ゆえに事件発生直後より多くの陰謀論が飛び交っています。客観的にChatGPT調べによる主な陰謀論をピックアップしました。

[ディープステートの関与]
一部の人々は、ディープステート(政府の陰で実権を握る秘密の組織)がこの狙撃事件の背後にいると主張しています。彼らは、トランプがディープステートの利益に反する行動を取ったために標的にされたと考えています。
[政治的ライバルの仕業]
トランプの政治的ライバルが狙撃事件を計画したとする説です。彼らは、トランプが再び大統領に立候補する可能性を阻止するためにこの事件を起こしたと考えられています。
[外国勢力の関与]
ロシアや中国などの外国勢力が事件に関与しているとする説です。これらの国々が、トランプの外交政策や対外政策に不満を持ち、彼を排除しようとしたという主張です。
[内部犯行説]
トランプの側近や彼の周囲の人物が事件に関与しているとする説です。これは、トランプに対する不満や裏切りが原因とされています。
[メディアの陰謀]
一部の人々は、主流メディアが事件を捏造または誇張して報道し、トランプを悪者に仕立て上げようとしていると主張しています。

もちろん、これらは事件に関する公式な情報や証拠に基づいていないので事実確認が重要です。

最後に

ネット上では、この狙撃事件により大統領選でのトランプ氏勝利は確定的になったと書かれていますが、そのとおりかもしれません。
トーマス・マシュー・クルックスが単独犯であったならともかく、もし、いずれかの陰謀論が正しかった場合どうなるのか。日本では安倍さんの事件をめぐり、奈良県警は山上徹也被告単独犯説を曲げず、事実上捜査を放棄していますが、米国ではそうもいかないでしょう。
今後の展開を見守る必要があります。

以上